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Kubernetes完全ガイド読了
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- ko-da-k
- @ko_da_k
旧ブログ(除却予定)から記事を移行しました
TL;DR
- Kubernetes初学者〜中級者には最適な本だと感じた
- 基本的なk8sの説明から、helm,Prometheus,Spinnaker, Istioといった周辺サービスまで一通り網羅されており、この本から更に学習を進められる
- 買ってよかった1冊。k8s学びたい人は買って損はない本だと思う
概要
- 最近、業務でk8sを触ることが多くなってきて、今までなんとなくで触ってきたので改めて1から勉強し直そうと考え、この本に出会った
- 自分のインフラ周りの知識で言うと、Dockerをちょっと触ったことある、くらいのものだった
- もともとデータサイエンスをやるつもりで入社したが、データプロダクトのSREや基盤開発が楽しくなり、Jobチェンジ中といった感じの状況
この本のいいところ
- k8sの概念の基本的なところはコードを書きながら理解できる
- k8sのデバッグやログ調査等のコマンドも丁寧に乗っているので、このあたりのコマンドは業務でも活かせる
この本には乗っていないこと
- k8s周辺のOSSの細かい説明やチュートリアル
- helmとかPrometheusとかそのあたりは、公式ドキュメントを読みながら進めたほうがいいかもしれない
- ただ、この本でもサラッとは紹介されており、どんな問題を解決するためのOSSなのかみたいなことはつかめるはず
- 2019/03/17現在、Istio on GKEがBetaになっており、この本のInstall方法ではなく、Istio-Enabledなclusterを利用して自分はIstioを試していた。実行自体は特に問題なかった